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2012年01月05日

こじんまりとしたジミ婚希望がさらに進化  ~「けじめの記念日」か「ムダな出費」か~

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結婚式 とりあえず「やる?」 やっぱり「やめとく?」
マリッジ総研の調査は正確なデータはもちろんのこと、皆さんの熱心な自由回答が特徴です。特に男性。2011年12月は結婚式についてうかがいましたが、例えば「結婚式をしたいですか」という問いなら男性は69%が「したい」と答えています。ただし、その裏にはさまざまなコメントが集まっています。全てをご紹介できないのが残念ですが、結婚式は慣例や見栄はではなく「パートナーや家族など周囲の方のために」と考えている方が多数派です。 東日本大震災が起こった年の年末に行ったアンケートのため、流行語大賞にもなった「絆」を大切にするなら、規模や予算にかかわらず「結婚式」は避けては通れない儀式・イベントのようです。また統計上は(結婚式を)「したくない」「その費用は新生活や子どもに使いたい」という層も多いですが、実際その方たちが今後結婚式をされるかどうかも興味深いところです。(有効回答225人)

1. 結婚式をしたいですか?

男性69%女性76%と約7割の方が結婚式をしたいと考えています。男女とも「けじめだから」、「一生に一度だから」などの理由が多いですが、「ドレスを着たいから」(35歳女性・事務)、「相手のウェディング姿を見たい」(40歳・コンピューター)という“憧れ実現”派も。「親戚にパートナーを紹介したい」(29歳女性・販売)、「家族・親戚・友人等に祝ってほしい」(33歳女性・事務)というのは、長く続く結婚生活を見据えれば当然の理由かもしれません。
一方、「したくない」派の理由は「式よりも旅行や新居にお金をかけたい」(40歳女性・教員)、「わざわざ何百万も出して挙式するなんてバカバカしい」(34歳女性・事務)などの予算面が主な理由です。
中には、「呼ぶ人がいない」(36歳男性・公務員)、「二度目はちょっと・・・」(47歳男性・研究職)という切実な問題をはらんだ回答もありました。

7割は結婚式「したい」派

7割は結婚式「したい」派

2. どこまでだったらしたいですか?

男女とも回答数が最も多かったのは「家族だけの挙式」、次いで「親しい友人だけのレストランウェディング」。
ハデにやりたい人は少数派ですが、身内や親しい友人でこじんまりと結婚式をしたい人は「今まで支えてくれた人に感謝を示したいから」(30歳女性・教員)、「家族や友人たちに祝ってもらいたい」(32歳男性・事務)、「義理でなく本当にお祝いしてくれる人だけが集まるパーティーがいい」(39歳女性・事務)などの理由が中心です。
「したくない」派の理由は「自分の親とあまり上手くいってないので」(27歳男性・研究職)のほか、「離婚しない自信がないので派手なことはしたくない」(34歳女性・教員)のようなトンデモ発言まで。
折衷案として「奥さんが望むことなら何でも可」(36歳男性・自営業)、「披露宴・パーティーは女性が主役なので、相手が『したくない』という以外はやってあげたい」(39歳男性・研究職)という紳士が何人もいました。結婚するならこういう男性が狙い目かもしれません。

“こじんまり”のジミ婚志向続く

“こじんまり”のジミ婚志向続く

3. 結婚式は誰のためにするべきだと思いますか?

男女ともトップは「自分たちのため」で、そこに「親のため」が加わって8割ほどに達します。この数字は「家族だけの挙式」を希望する「Q2」ともリンクしています。
「自分たちのため」と回答した方は「結婚式をしなかったら、それがパートナーに負い目になって傷つける気がする」(42歳男性・自営業)、「結婚は終わりではなくスタートだから」(46歳男性・営業)、「ひとつのけじめであり、門出。人生のセレモニーはそうはたくさんあるわけではない」(40歳男性・会社経営)、「二人が他人から家族になることを確かめ合う場だと思うから」(32歳男性・フリーター)、「一つの区切りというか決心というか、そういうもののためにも自分たちに必要なものかと思う(28歳男性・コンピューター)と、セレモニーを重要視するコメントは男性の方に多く集まりました。
また、「親のため」のと答えた方は「友人の式を見ていたら、両親のためだなあと実感した」(28歳女性・デザイナー)、「家族への今までの感謝を述べる場だから」(30歳女性・事務)、「みんなへの宣言+今後のお付き合いよろしく、ということ」(36歳女性・事務)と、こちらは女性のほうが感じているもよう。
その他、「伴侶にめぐり会えた感謝を神様にお伝えしたい」(35歳女性・デザイナー)というコメントもありました。

トップは「自分たちのため」

トップは「自分たちのため」

4. 結婚式はどのような場所を希望しますか?

男女ともトップは「新郎新婦いずれかの出身地」ですが、男性は2位が「新郎新婦の仕事関係者が出席しやすい場所」としているのに比べ、女性はその回答は多くありません。男女とも共通しているのは「海外リゾート」希望が多いことです。これも「家族だけの挙式」「こじんまり」と連動した流れのようです。
希望場所の回答は分かれても多くの方が考慮しているのが招待客が来やすいかどうか。「来ていただく方のことを考えたい」(28歳女性・建築士)、「親が高齢だから」(42歳男性・公務員)、「親戚やお世話になった方々へのお披露目なので来やすいところで」(30歳男性・団体職員)、「自分たちと、招待客が参加しやすいところにしたい」(39歳男性・研究職)、「新郎や新郎の親族が出席しやすい場所。未来の新家族を尊重したい」(35歳女性・デザイナー)と、自たち分の都合より周囲に気配りする方がほとんどです。
「海外リゾート」を希望する方は、「親が行きたいといったので」(30歳女性・事務)、「新婚旅行も兼ねられるため」(30歳男性・営業)などのほか、「海外なら身内しか呼べない理由になる」(27歳女性・クリエイター)というウラの理由まで飛び出しました。

“出席しやすさ”が最優先

“出席しやすさ”が最優先

5. 結婚式でこだわりたいのは?

男女とも「会場」「ロケーション」という声が高いですが、女性はさらに「料理」へのこだわりが高いのも特徴です。「料理がおいしくないと出席していて不満に感じたので、料理にはこだわりたい」(25歳女性・団体職員)、「食べることが好きな家族、友達が多いから」(32歳女性・事務)、「おいしいものを食べて幸せな気持ちになってほしいから」(28歳女性・社労士)など。
男性は「一通りのことが出来るようになったことを証明する場でもあると考えるため」(32歳男性・研究職)、「残るものは金をかけるべき」(38歳男性・コンピューター)、「あまりお金をかけたいとは思わないが、みすぼらしいのも困る」(41歳男性・会社役員)、「ボランティアではないので、予算ありき。とはいえ、まずい料理や、ひどい会場で困る」(46歳男性・コンピューター)、「一番は予算」(37歳男性・教員)」と、予算と体裁の兼ね合いが気になる様子です。
女性は譲れない部分も多いようで、「ひとつもハズせません」(34歳女性・事務)、「あくまでも儀式なので厳粛とした雰囲気の中で式を迎えたい」(36歳女性・デザイナー)などのこだわり発言のほか、「この年齢だもの、見栄よね」(39歳女性・事務)といった開き直り発言まで。男性でも「海外(ヨーロッパ)の役所等に婚姻証明が残ること。引き出物は、海外挙式時に現地で調達」(51歳男性・会社役員)という豪華な結婚式イメージを描いた回答もありました。

「ロケーション」次に「料理」

「ロケーション」次に「料理」

6. もし結婚式をするなら列席者の費用は?

男女とも7割ほどが「ご祝儀制」を希望しています。「一般的だから」という理由が圧倒的多数です。「それが普通だと思うので」(30歳男性・団体職員)、「マナーとして」(40歳男性・コンピューター)などの理由のほか、「今までご祝儀を渡してきたから」(35歳女性・受付)と、“モトを取る”考えの方もいました。
「会費制」のほうは「会費制のほうが互いに気を遣わずにすむ」(29歳男性・研究職)、「気楽かなと思う」(36歳女性・事務)、「お返しが面倒」(36歳女性・看護師)、「公平だから」(36歳男性・団体職員)、「全員に無理や見栄を張らせたくない」(33歳男性・接客)など、自分たちのためというよりゲストへの配慮からのようです。
お金を受け取りたくない方は「人さまから大切なお金を奪い取ってまで“見せびらかし会”」はしたくない」(33歳女性・事務)ときっぱりとした意志があるようです。

根強く続く“ご祝儀制”

根強く続く“ご祝儀制”

7. ロマンチック&アットホーム派多数! ドラマや映画、芸能人で憧れの結婚式は?

芸能人で印象に残ったのは「浜崎あゆみみたいな、自分たちのためだけの結婚式」(41歳男性・営業)、「沢尻エリカ。和装の結婚式なのに、白無垢が洋風で素敵だった」(36歳女性・事務)など。「ウィリアム王子の結婚式」(32歳女性・受付)と、ロイヤルウェディングも憧れの的です。
男性も「トゥルーロマンスのような教会で二人きりの結婚式」(36歳男性・公務員)、「映画ウエディングシンガーのエンディングの結婚式がよかった」(41歳男性・教員)、「ディズニーランドでの結婚式。ミッキー、ミニーなどのキャラクターが祝福してくれる。非日常的空間」(28歳男性・公務員)など、ロマンティックな結婚式への憧れが高いようです。 女性はちょっと志向が違って、「アメリカのドラマで自宅の庭で結婚式をしていた」(39歳女性・事務)、「『ゲゲゲの女房』のような、家族だけで心温まる式がしたい」(35歳女性・事務)、そこにアットホームという要素も加わってきます。
「韓国の方のように、映画のワンシーンのような写真を写してもらいたい」(33歳女性・事務)という願いもあれば、「人は人。自分は自分」(42歳男性・エンジニア)と自己を貫く方も。確かに結婚式は「する」「しない」も含め、どんな展開もアリ!でしょう。

8. 100組いれば100通りの結婚式がある。出席して印象に残った結婚式を教えてください。

アンケートに協力いただいた皆さんが体験されてきた結婚式も本当にバラエティー豊かです。
まずは、2011年は東日本大震災で多くの結婚式に影響が出ましたが、「震災の次の日」(30歳男性・研究職)…これは誰にとっても忘れないものになったはずです。
「披露宴中に婚姻届を提出してくる結婚式」(51歳男性・会社役員)、「サッカー場での結婚式」(36歳女性・事務)、「付き合いが長くて、いろんな写真がたくさん並んでいた式」(27歳男性・研究職)など、演出に凝った結婚式は出席者の記憶に残ったようです。また、「兄の結婚式で、パティシエの兄がウェディングケーキを皆の前で作っていた」(28歳女性・デザイナー)、「新郎新婦の出会いが天文学部だったということでケーキに望遠鏡の飾りと星形のケーキが出てきた」(27歳女性・クリエイター)など、最近は披露宴でのスイーツも新郎新婦に次ぐ主役のようです。

結婚は日本人同士とは限りません。「国際結婚だったため、ゲストの半分は海外からの方々で、スピーチも英語と日本語半々という感じで楽しかった」(45歳女性・事務)、「台湾の結婚式 はとにかく出席人数が多く、華やかに盛大に祝う」(30歳女性・事務)、「インドで知り合った夫婦だったので、食事や衣装や様式がインド式だった」(34歳男性・団体職員)と結婚もインターナショナルになってきました。国内でも出身地の違う2人が結婚すれば「沖縄出身の新婦がいたので、カチャーシーをみんなで踊った」(29歳女性・自由業)と、地方色も出てきます。

そして、忘れてはならないのが列席者の皆さんです。「中学校の先生をしている新郎の生徒が結婚式場の外でおめでとうと言おうと集まっていた」(31歳男性・公務員)、「幼なじみが音楽や照明などの演出をやっていた」(27歳男性・販売)というエピソードも。「同じテーブルの人たちのmixiネームや特徴の書かれた紙が置いてあった。知らない人とも仲良くなれて、独身者にとって婚活の場として提供してくれていた」(35歳女性・クリエイター)とは、独身の友人に対して最高の心配りです。
「最後に新郎の父親が手紙を読むところで感極まって泣いてしまい、新婦の父親が読むことになった」(30歳男性・団体職員)など、結婚式にハプニングはつきものですが同時に心温まるエピソードも満載のようです。

9. もしどんな結婚式でもできるとしたら、どこでどんな式をやりたいですか?

ジミ婚希望が主流といっても、もし予算の制限がなかったとしたら、「スカイツリーの上」(34歳男性・自営業)、「飛行機の中での結婚式。着いたら観光できるし最高だと思う」(39歳男性・エンジニア)、「富士急ハイランド貸し切りで知り合いを全員招待したい」(45歳男性・公務員)、「月の上で行いたい」(30歳男性・営業)など、男性はスケールの大きな貸し切り願望があります。
女性も負けてはいません。「ディズニーランドかシーを貸し切って、ディズニーのエレクトリカルパレードに乗る」(30歳女性・教員)、「後楽園ホールを貸し切り。面白そうだから」(36歳女性・事務)、「ラウンドワンのようなアミューズメント施設を貸し切って、カラオケやボーリング大会をしたい」(29歳女性・講師)、「もんじゃ焼き船を貸し切って、東京観光もできる結婚式」(37歳女性・デザイナー)、「ハワイのゴルフ場を貸し切って、断崖絶壁のロケーションで式を挙げたい」(28歳女性・コンサルタント)など。
月は無理でも、それ以外の場所だったら交渉次第で実現しそうです。逆にこれらの施設は営業チャンスかもしれません。さらに男性からは「トラッキーに祝福されてしたい」(39歳男性・自由業)、「スヌーピーを呼びたい」(27歳男性・接客)という願いも飛び出しました。実は皆さんハデなことをしたいんですね。

10. 結婚式の予算はどのくらいをイメージしていますか?(新生活にかかる費用は除く)

男女とも8割強が300万円までを想定しています。
「~300万円:妹がそうだったから」(39歳男性・エンジニア)、「~300万円:その程度なら出費可能だから」(38歳男性・営業)、「~300万円:預貯金で出せる範囲がこのくらいなので」(30歳男性・研究職)、「~300万円:地味でもこのくらいかかるイメージ」(34歳男性・エンジニア)と、周囲でヒアリングしても、ただのイメージでも300万円が一つのボーダーのようです。
「~200万円:衣装代が高いのを知っているから」(29歳女性・薬剤師)、「~500万円:相場がわかりません」(33歳女性・事務)と金額が分かれるあたりも、アンケートは独身対象なので当然といえば当然かもしれません。
ただし、「お金をかけたくない」と答えたのは相当の覚悟をもった堅実派。「~100万円:あくまで、始まりのためのものであって、これからの生活が始まることを考えると、そちらに重きを置かないといけないから」(32歳男性・フリーター)、「~100万円:あまり貯蓄もないし、これから生まれてくる子供に愛とお金を費やしたい」(35歳女性・クリエイター)、「~30万なら考えてもいいかな」(34歳女性・事務)と、こちらのアンダー100万円ゾーンもこれから増えていきそうなゾーンです。
「結婚式にお金をかけずに、その後の生活にお金をかけたい」(39歳男性・サービス業)、「安いのに越したことない。こんな不況なので、子供に使うお金に残したい」(36歳女性・秘書)という方々は、将来設計がきちんとした方々なのでしょう。中には「1円もかける気はない」(39歳女性・事務)強者までいました。

ご祝儀で“300万円”はまかなえるのか?

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