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2012年02月10日

ゆとりある結婚にはお互いの年収の2倍必要!?

  • お金

結婚するなら“金銭感覚が同じ人”と。 
  2012年1月は結婚を軸としたライフスタイルについて独身男女の皆さんに聞きました。男女とも人生を左右するのが出産の問題です。夫と妻が何歳の時に子供を持つか。さらに妻の育児期間中収入があるかないかによって夫婦のライフスタイルは大きく変わります。住宅の面も、男性は自分の両親との同居を前提に持ち家を持つ、あるいはすでに持っているという方が多い点に注目です。結婚に対してさまざまな夢を持つ女性側とどのように折り合いがついていくのか気になるところです。
けれども、女性が結婚後働くかどうかについて、男性は「妻になる人の意見を尊重したい」という声が多く、「結婚後、夫がこづかい制になるのは申し訳ない」という女性も多いのです。現代の結婚予備軍の大半は、主張するだけではなく、相手に対する思いやりも兼ね備えています。(有効回答340人)

1. 結婚は何歳ぐらいが理想ですか?

アンケート対象者が30歳前後以上中心ということで、【20代前半】を希望する人は稀でした。20代でも40代でも、男女とも理想は30歳前後を挙げる方がほとんどです。1980年代までは女性がクリスマスケーキになぞらえられ「24(歳)までは売れて(結婚できて)も、25(歳)を迎えると売れなくなる」と言われていたので、そこから約30年で適齢期の認識が5歳程度引き上げられたことになります。

30歳を迎えるまでの【20代後半】を挙げた人は、「もう若くないと思う節目の年だから」(27歳女性・エンジニア)、「大学を出て、数年は社会に出て仕事をしたほうが良いと思うので」(33歳女性・事務)、「適齢期と言われているし、27歳頃の女性が最も輝くと思うから」(39歳女性・営業)などの女性や「妻になる女性との二人の時間、子供の人数などを逆算して」(29歳男性・自営業)や「親と同じ年齢には結婚したい」(28歳男性・研究職)という親と張り合う男性も見られました。

【30代前半】と答えた方は男性・女性とも約4割。「若すぎると結婚生活がいきあたりばったりになりそうで、社会的にある程度年数を重ねてくらいがちょうどいい」(31歳男性・コンピューター関連)、「すでに31歳だから、35歳までには結婚したい」(31歳男性・エンジニア)、「~30歳と答えたいが、既にover30なので」(32歳女性・事務)などの回答が。

「35歳を過ぎると高齢出産の範囲に入ってしまうから」(35歳女性・自由業)、「子供が複数欲しいなら35歳くらいまでには結婚をしたい」(25歳女性・看護師)、「子供が就職するまでは、職についていたいから」(33歳男性・開発)、「20代は経済的にやや厳しい。40代になると子育てが大変」(41歳男性・エンジニア)と、出産そのものより、子供の教育費の支払いから逆算してのリミットを考えている男女が多いのも特徴です。

【30代後半】を理想とされた方は2割弱。「子供との年のバランスを考えると30代が理想でした」(42歳男性・エンジニア)、「人生80年、そんなに急がず40で結婚しても、まだ人生半分その人と過ごせるから」(38歳女性・営業)、「40歳を過ぎたら、相手がいなくなり、選択の幅が限られる。女性は選ばれなくなる」(43歳女性・事務)、 【40代前半】以上は、「現在が40歳ですので」(40歳女性・家事手伝い)、「できれば今年中にしたいので」(40歳女性・会社役員)、「早く結婚したかったですが、47になりました」(47歳女性・自由業)…と、ご自身の理想年齢は超えても結婚を切望する方々です。

男性も女性も念頭に「出産」

男性も女性も念頭に「出産」

2. 結婚したらどのようなライフスタイルにしたいですか?

「子供ができるまで」と「出産後」を合わせると、男女とも8割も共働きを希望しています。
【子供ができるまでは共働き】を希望する方は「働かない理由がないから」(31歳男性・事務)、「子供ができるまでは、稼げるだけ稼いでおきたい」(36歳男性・営業)、「自分のおこづかい程度はほしいので。夫のお給料から使うのは申し訳ない」(36歳女性・受付)、「年収は右肩下がり、税金は右肩上がりですから。でも派遣社員なら産休・育休もないので子供ができたら仕事を続けられない」(38歳女性・事務)基本は養ってもらいたいけど、自由になる自分のおこづかいもほしい」(28歳女性・薬剤師)という収入面で希望する人がいれば、「専業主婦がいいと思っていたが、会社で働くママさんたちをみてすてきだから」(32歳女性・事務)、「女性のキャリアを主婦になったことでなくすのはもったいないから」(31歳男性・医師)と女性の社会進出応援派、「子供は親がちゃんと付いていないといけないと思うから」(38歳男性・税理士)と育児面を強調する方もいます。

【出産後も共働き】希望の方は、収入面の理由が多いかと思いきや、「共働きのほうが奥さんもキレイでいられると思います」(37歳男性・コンピューター)、「専業主婦のグチを聞きたくない」(40歳男性・事務)、「働く喜びも二人で楽しむ!」(43歳男性・営業)、「男性の収入だけに頼らず、会社の倒産や病気による失業の事態に備えるため」(34歳女性・事務)、「家にいるといいことがない(視野が狭まる、愚痴が増える、ストレスたまる)」(37歳女性・事務)と女性が働くことでイキイキできることをメリットに挙げる方がたくさんありました。

そして【奥さんは専業主婦】派は「働きたくないから」(24歳女性・受付)、「専業主婦まではいかなくても趣味が充実できる時間が欲しい」(42歳女性・サービス業)という女性と「子どもをしっかり見てほしい」(26歳男性・エンジニア)、「家事という仕事は大きいものだから」(47歳男性・事務)という心をもった男性が結婚されればうまくいくでしょう。

共働きは収入のためだけではない

共働きは収入のためだけではない

3. 付き合ってどのくらいの期間で恋人を家族に紹介しますか?

期間のバラつきはありますが、男女とも約4割を占めるのは【結婚するとき】で、「家族と住んでる距離が遠いから」(34歳男性・研究職)、「家族に恋人を紹介する習慣がないから」(30歳女性・事務)の理由のほか、「家族に変な期待を抱かせないため」(28歳女性・事務)、)、「別れてしまったとき家族ががっかりするから」(37歳男性・コンピューター)と、家族の結婚への期待を裏切りたくないという理由にも納得です。

【3か月後は】「若いと時間をかけていいが、40歳を過ぎるとなるべく早い方がいいと思う」(43歳女性・事務)、【6か月後】は「6か月もすれば、家族から会ってみたいと話が挙がってくるので」(27歳男性・エンジニア、)「半年くらいがキリがいいので」(25歳女性・事務)などの理由、【1年後】だと「半年では深いところまで分からないと思うから」(33歳女性・接客)、「1年付き合えば結婚に自信を持てるから」(41歳男性・公務員)と、希望する期間も理由もさまざまです。

親への紹介は結婚すると決めてから

親への紹介は結婚すると決めてから

4. 同棲をしてみたいですか?

この設問は男女で答えが分かれました。男性は7割近くが(同棲)「したい」ですが、女性は5割強が「したくない」です。

女性が【したくない】理由は、「2年半の同棲経験と、1年の同棲の友達との同居の結論。同棲して何かを確かめることは不毛」(33歳女性・サービス)、「同棲するなら結婚する」(30歳女性・デザイナー)、「籍を入れる前に主婦扱いされるのが嫌」(35歳女性・事務)、「結婚できなくなりそうだから」(26歳女性・広報)など。男性も「だらだらしそう。嫌な部分が見えて、結局別れる原因を与えそう」(41歳男性・公務員)のほか、「寮のため」(29歳男性・事務)という物理的な理由も飛び出しました。

一方の【したい】派ですが、「同棲しないと普段の生活(結婚後の生活)が見えないから」(29歳男性・コンピューター)、「恋人から一気に二人の関係を超えた家と家の関係となる結婚に飛ぶのはリスクが伴う」(46歳男性・研究職)、「はたしてお互い家族になれるか見極めたい。期間は1年が目安」(39歳女性・自営)など。結婚予行演習期間としての同棲ができるかどうかは、まず男女の合意が得られるかどうかにかかっているようです。

女性は“同棲は損”

女性は“同棲は損”

5. さずかり婚(できちゃった婚)をどう思いますか?

男性で6割強、女性で5割強が【子供は結婚後がよい】と答えています。その理由は「子供を理由に結婚するのは不自然」(41歳男性・コンピューター)、「順番を守りたい」(37歳男性・マーケティング)、「できちゃった婚をした人を見てきたが、金がないとか、そんな感じ」(32歳男性。団体職員)、「だらしない」(30歳男性・公務員)と男性が答えれば、女性も「家族になってから、家族が増えるのが夢だから」(32歳女性・事務)、「できても結婚してもらえなかった友人を多く知っている」(47歳女性・自営業)と、さずかり婚に否定的です。

【結婚のいいきっかけになる】のは、「子供はさずかりものだから」(35歳女性・事務)、「高齢であれば子供が早くできた方がいいので、さずかり婚はいいと思う」(42歳男性・事務)などの妊娠切望派と「煮え切らない男性だった場合はいいと思う」(28歳女性・事務)、「覚悟が決まる」(41歳男性・研究職)の本当に結婚の決め手としたい方です。

できれば「結婚」→「妊娠」の順で

できれば「結婚」→「妊娠」の順で

6. 結婚後はどんな新居を希望しますか?

トップは【賃貸アパート・マンション】派ですが、男女によって数値の差はあります。【分譲マンション】希望の女性が男性の2倍います。

【賃貸アパート・マンション】の「気が向いたら引越しできるから」(35歳男性・エンジニア)、「なるべくローンは控えたい」(40歳男性・営業)、「買うのはよく検討して、ローンを10年程度で返済できる頭金ができてから」(30歳女性・自営業)、「とりあえず一番手頃だと思うので。そこから発展させていきたい」(32歳女性・事務)という理由はもっともです。

新婚から【分譲マンション】を希望するのは「庭の手入れがない」(48歳女性・公務員)、「自分の物にならないのに、お金をかけるのはもったいない。でも、戸建は何かと近所付き合いが面倒だから」(34歳女性・事務)、「中古物件で貯金して余裕ができたら戸建てへ」(37歳男性・研究職)など。

【戸建て持ち家】派ですが女性は自分が戸建てで育ったから」(37歳女性・クリエイター)、「一戸建てにしか住めない」(42歳女性・デザイナー)、「庭で花など育てたい」(25歳女性・看護師)と純粋に一戸建てに住むことを希望していますが、男性は「すでに持ち家があるため親と同居」(28歳男性・研究職)、「最初は賃貸で過ごしてゆくゆくは実家をリフォームする」(43歳男性・研究職)、「親が年だから2年くらいは別居してもいいが、将来は必ず自宅に来てもらいます」(36歳男性・事務)、「すでに二世帯住宅に住んでいるから」(41歳男性・デザイナー)と自分の親との同居が前提。これは結婚時に一波乱ありそうです。

戸建てで親との同居を希望する男性

戸建てで親との同居を希望する男性

7. 男性の年収が最低いくらなら結婚できると思いますか?

400万円と500万円で男女とも約7割に達します。

【400万円】の理由は「現在のサラリーマンの平均年収が400万円くらいだから」(33歳男性・公務員)、「月25万くらいあれば何とかなる気がする」(36歳女性・看護師)、「自分の収入が400万円台なので、最低でも同レベルは欲しい」(31歳女性・営業)、「ギリギリ詰めるとこれくらいかなあと」(40歳男性・営業)など、現在の自分の収入レベルでどうにかするという試算です。

【500万円】も、現在の収入基準には変わりありませんが、「女性の収入がゼロならば、ぎりぎりの収入だと思います」(28歳男性・コンピューター)、「生活費を考えると。価値観・食・生活の違う人とは、一緒にはなれません」(40歳女性・家事手伝い)、「400万円台できつかった経験があるから」(39歳女性・教員)、「月30万円くらいあると少し余裕が出るので」(44歳男性・事務)など、収入が400万円の人より高いと回答もこうなります。

女性の年収が最低ライン

女性の年収が最低ライン

8. 男性の年収がいくらなら、ゆとりをもって結婚できそうですか?

この設問のトップは男女とも37%の【800万円】です。「男性、女性400万円ずつと考えれば、800円が妥当」(28歳男性・コンピューター)、「1人400万円で余裕をもって生活できたのなら、二人ならその倍かなと「(34歳女性・事務)。ここでも年収400万ベースの登場です。「800万円あれば専業主婦でも生活していけると思う」(31歳男性・エンジニア)、「自分の給料+養うために必要な経費を足した結果」(37歳男性・コンピューター)、「たまの贅沢ができそう」(26歳女性・接客)などはイメージですね。

【600万円】を挙げた方の理由は「相手が専業主婦になるなら今の自分の収入の倍は必要」(29歳男性・エンジニア)、「賃貸マンションであれば」(40歳男性・営業)、「自分の年収と合わせると世帯収入が1000万円近くになるため」(28歳女性・コンピューター)、「月収35万円くらいかなと思うので」(36歳女性・看護師)も数字のシミュレーションなので堅い数字でしょう。800万円より上の【1000万円は】「会社の人を見て」(36歳女性・事務)、「手取りを考えるとそうなるのでは」(36歳男性・教員)、「婚約破棄をした相手にこれが最低レベルといわれたから」(32歳男性・エンジニア)などの理由なので、○○のためにいくら必要だからという理由ではありません。

400万×2倍=800万円

400万×2倍=800万円

9. 二人の貯蓄がいくらあれば結婚できそうですか?

この設問は回答がバラバラになりましたが、ボリュームゾーンは男女とも3割前後の400万円です。その一方で「貯金なんかいらない」というのが【100万円】と答えた方です。「貯金はあまり必要ないと思う。それよりも今後の収入の方が重要」(25歳男性・広報)、「貯蓄は今後次第。結婚時点では関係ない」(33歳女性・接客)などの理由です。

【400万円】の理由は「若ければ 400万程度あればスタートできそう」(44歳男性・研究職)、「いくらあっても困るものではないし、せめて400万円は必要な気がするから」(31歳女性・受付)。【600万円】になると「自分自身結婚資金300万円は死守しているから」(34歳女性・事務)、「結婚、引越し等に費用がかかりそう」(38歳男性・事務)などの声もあります。

マリッジ総研では2012年1月に「結婚式」についての調査結果を報告しており、結婚式費用もヒアリングしていますので、こちらと併せて見ていただくと結婚予備軍が貯金はどれくらい必要だと考えているか参考になるはずです。
http://www.marriage-japan.net/hakusyo/detail/288921/

貯金はいくらあっても困らない

貯金はいくらあっても困らない

10. 生活費はどのような管理が望ましいですか?

【家計に入れてこづかい制】を希望する男性は43%ですが、女性は56%が希望しています。その理由は「勝手に無駄づかいされたら困るので」(25歳女性・看護師)、「浮気防止のため」(33歳女性・接客)、「ある程度計画を立てて家計をやってくためにもお互いこづかい制にした方がよい」(27歳女性・フリーター)と財布のひもを締める気満々の女性。男性も「二人の収入は夫婦で共有すべきだと思うから」(28歳男性・事務)、「お金の管理は女性が適任」(43歳男性・営業)と答えています。

【割合に応じて家計】派の理由は「こづかい制にならないくらいは稼ぎたい」(38歳男性・税理士)、「大人だから自己管理が基本だと思う」(34歳男性・研究職)、「最もストレスがたまりにくそうだと思うので」(28歳女性・コンピューター)、「夫にこづかい制で窮屈だと、言われたくない。ただし、子どもができるまでの話」(33歳女性・サービス)で、【夫婦の財布は別】派も「財布のひもは相手に握らせたくない」(32歳男性・エンジニア)、「自分の親がそうだったので」(36歳女性・事務)など。

結婚後に使えるお金がどうなるかは、結婚前に慎重に話し合いを重ねないと、男女とも「こんなはずでは…」となってしまいそうです。

結婚後自由に使えるお金はあるのか

結婚後自由に使えるお金はあるのか