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2012年05月01日

長男・長女は結婚しづらいの!? ~幸せな結婚は家族次第~

  • 結婚

2012年4月は婚活中の男女に「結婚相手の家族」についてホントのところを聞きました。現在、婚活中の皆さんは出生率が下がり続けてきた時代に生まれた方々がほとんどです。結婚が家と家の結びつきではなくなりつつあるとはいえ、「家」や「土地」、「家業」、「姓」を引き継いでいくための跡取り問題がなくなったわけではありません。逆に平均寿命が延び続けて、それぞれの親の介護も深刻な問題となって、介護含みの同居が迫られる場合も多くあります。
「好きな人と一緒ならどんなことも乗り越えられる」のか「結婚できるなら多少の犠牲やむなし」なのか。誰にでも自分の家族とお相手の家族がありますが、その両方を立てていくことの難しさがうかがえます。(有効回答数310人)

1. お相手が長子(長男・長女・一人っ子)だったら結婚をためらいますか?

「すごくためらう」「少しはためらう」を合わせて、男性は11%のところ、女性は36%。男性が長子だと家に嫁いで義父母に仕えることをイメージしてのことでしょうか。お相手が長子だと「多少残念」(34歳女性・サービス)、「お相手の家族との同居が不要なら気にならない」(53歳男性・営業)など、ややネガティブ寄りのコメントも。

結婚をためらう女性は男性の3倍以上

結婚をためらう女性は男性の3倍以上

2. あなたは長子(長男・長女・一人っ子)ですか?またお相手に自分の家族との同居を希望しますか?

回答者のうち長子が占める割合は男性73%、女性75%と実に4分の3を占めます。結婚の条件を「長子以外」に限定してしまうと可能性がせばまりそうです。

女性に同居を求めない男性は48%、男性に同居を求めない女性は68%です、ただし、明確に自分の家族との同居を望む層は男性10%、女性1%と、男性は女性の10倍に達します。

長男で同居を望む男性は13%で、次男・三男などの5%を大きく上回ります。対する女性は自分の家族と同居を希望する次女・三女などは実にゼロ、長女でも同居希望はわずか1%です。

男性4割、女性3割は「(同居は)事情による」と答えていますが、その背景は「母が体調を崩し、同居を望めば」(49歳男性・会社経営)、「自分の親に介護が必要になった場合」(31歳女性・事務)などです。

家族との同居を求める男性は女性の10倍

家族との同居を求める男性は女性の10倍

3. もしお相手が同居してほしいと希望したら結婚できますか?

回答者の多くは「事情による」と掲げていますが、「片親になった場合は考慮する」(36歳男性・コンピューター関連)、「“すぐに”という状況ではなく、“いずれ”であれば」(31歳女性・看護師)、「気が合うと思えるご家族、また生活環境でそれなりに2人の空間が守られているのが大前提」(34歳女性・事務)、「すでに病気で介護が必要な家族がいるなどの場合は考えてお断りするかもしれません」(39歳女性・事務)、「同敷地の分離型二世帯住宅ならギリギリあり」(41歳女性・事務)などが理由で、積極的に同居を希望する人は多くありません。

条件が合えば譲歩して同居も可

条件が合えば譲歩して同居も可

4. お相手の家族の実家とはどのくらいの距離が最適だと思いますか?

男女とも「マイカーですぐ行ける距離」が約4割でトップ、次いで「電車で1時間程度」が3割以上を占めます。「同居がいい」は男性2%、女性0%という結果からも、男女ともお相手の実家とは距離をおきたい傾向がうかがえます。

同居希以外に「歩いていける距離」を希望するのは、「子供を預かってもらう」(49歳男性・税理士)、「自転車で10~15分くらいが理想」(34歳女性・事務)ほか、育児協力を期待する声がありました。
「実家が近いといろんなトラブルのもとになる」(39歳男性・営業)、「義父や義母か、病気で倒れた時に対応できる」(44歳男性・医師)という方々は「マイカーですぐ行ける距離」を希望しています。
「電車で1時間程度」がいいのは「帰省が大変なのは、好ましくない」(32歳男性・エンジニア)という方
中には「近いよりは少し遠い程度の方がよい」(46歳女性・事務)、「頻繁に行けないので少し遠い方がいい」(28歳女性・営業)などの理由から「新幹線や飛行機の距離」を選ぶグループもあります。

男女とも距離をおきたいのが互いの実家

男女とも距離をおきたいのが互いの実家

5. お相手のご両親が家業を持っており、お相手が跡取り候補だとしたら結婚をためらいますか?

「ためらう」「すごくためらう」を合わせた数は男性が半数、女性が4分の3。“結婚は2人だけの問題じゃない”は切実な問題です。

“ためらう”派の意見は、「家業の内容と損益による」(36歳男性・コンサルタント)、「新しい仕事を始める自信がない」(40歳男性・営業)、「農業、商店は普通の能力では破綻しそう」(44歳男性・コンピューター関連)、「実家が会社を経営してて、苦労を知っているから」(31歳女性・自営業)、「手伝わなくてもよいという条件でも変わる可能性がある」(34歳女性・看護師)、「自分はサラリーマン家庭だったから」(36歳女性・事務)、「奥さんが中心となる商売〈旅館や飲食店〉等の場合は絶対に結婚しません」(23歳女性・自営業)など、結婚によって環境が変わることを危惧してのものです。

“気にならない”派は「自分が仕事を辞めて相手の家業を継ぐわけではないため」(28歳男性・デザイナー)、「家業の手伝いはむしろ興味がある」(33歳男性・フリーター)と、わが道を行くタイプなら結婚相手の家業がなんであろうと怖いものなしですね。

家業が気になるのは女性のほう

家業が気になるのは女性のほう

6. 交際相手の家族が結婚の支障になった経験がありますか?

男女とも約8割は、相手の家族が支障になったことはないと答えています。が、その実情をうかがうと…

男性は「地方出身が受け入れてもらえなかった」(35歳男性・自由業)、「相手の母親が娘を手放したくないという気持ちが強かった」(36歳男性・コンピューター関連)、「お互い長男・長女のためどちらも跡取りが必要で先に進めなかった」(41歳男性・接客)、「同居が絶対条件だった」(41歳男性・公務員)などの要因があります。

「相手側の両親が私の年齢を聞いて“子供が産めない”と判断され反対された」(35歳女性・団体職員)、「交際相手の弟が浪費家のひきこもりで、将来も養わなくてはならない状況だった」(36歳女性・事務)、「相手のお母さんに痴呆症が始まっており、介護する自信がなかった」(42歳女性・事務)と、女性もまたさまざまな家族の原因により結婚を逃した例があるようです。

相手の家族の反対理由はさまざま

相手の家族の反対理由はさまざま

7. あなたのご家族はどんな相手だと反対すると思いますか? またご家族に反対されても結婚しますか?

結婚を反対される理由の「借金がある」は男女とも約3割。ここで「ギャンブル好き」、「借金がある」、「収入がない」を合わせると、結婚に反対と予想される理由のほとんどは金銭関係ということになります。「リスクがあるものにのめり込む相手は認めないと思う」(36歳男性・コンピューター関連)、「借金が癖であれば治らないから」(42歳男性・研究職)と、金銭関係は相手の親御さんの心配材料にあたります。

女性が予想する反対理由のトップは「収入がない」。相手の女性に「収入がない」ことを理由に挙げる男性は5%なのに対し、男性「収入がない」を理由する女性は40%にものぼります。「自分に蓄えはないので、その点では助けることはできない」(31歳女性・事務)などの理由です。そのほかには「犯罪歴があると反対されると思う」(35歳女性・団体職員)という声も。

では、親から反対された場合はどうかというと…男性の約4割が結婚すると答えたのに対し、女性は約9割が結婚しないと答えています。その背景には「親が心配する点は自分も気になる点だと思う」(32歳女性・コンピューター関連)、「恋愛中は盲目だから」(41歳女性・事務)といった事情があるようです。

予想される反対理由は主に「金銭面」。女性は家族に反対されてまで結婚はしたくない。

予想される反対理由は主に「金銭面」。女性は家族に反対されてまで結婚はしたくない。

8. 自分の家族が結婚の支障になったことがありますか?

男女とも自分の家族が結婚の支障になったと答えたのは1割未満です。

支障があった方は。「結婚歴があり子供がいる相手の方との結婚を反対された」(33歳男性・医療系)、「母親の強硬な反対で結婚できなかったことがある」(52歳男性・会社役員)、「彼が農家の跡取りで、交際を大反対され、結局破局した」(33歳女性・事務)、「父に会わせる前に父の話をするとたいていの男性は怖気づいた」(34歳女性・事務)など、交際相手のことを心配する親心から出るものが理由の中心でした。

自分の親からの反対がネック

自分の親からの反対がネック

9. これまで会った交際相手の残念な家族があれば教えてください

金銭面では「家持ちの人としか結婚させないと言って交際を断られた」(35歳男性・自由業)、「相手の父親が彼の家族に黙って退職金を使い果たしていた」(37歳女性・団体職員)など。

家族の生活面だと「ニートな兄弟」(41歳男性・コンサルタント)、「ばりばりヤンキーの弟とイイ年して男性にだらしないお母さん」(34歳女性・事務)、「交際相手のお父さまが不倫していて、愛人にお父さまの子供がいた」(34歳女性・事務)などの例が挙げられました。
そのほかには「家が半端じゃないくらい汚い」(32歳男性・販売)、「自宅に電話しても絶対に取り次いでくれないだけでなく、電話があったことも伝えてくれない方だった」(35歳女性・建築士)…。

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10. これまで会った交際相手のステキな家族があれば教えてください

「初めて会った日に、食事をごちそうしてくれたり、近所の観光地を案内してくれたりしました」(27歳男性・開発)、「おみやげを私と私の家族の分まで買ってきてくれる!」(31歳女性・事務)はもてなし上手な家族の例です。

それ以上にうれしいのは、家族同様の扱い。「相手が3人姉妹の長女で、相手のお父さんに息子のように扱ってもらえた」(30歳男性・コンピューター関連)、「お母さまと気が合い、いくら話しても話題が尽きず彼がいなくてもこの人と親子になりたいと思った」(50歳女性・医療系)など。

そのほかには「ケーキをお母さんが焼いてくれた」(42歳男性・公務員)、「親元に住んでいる彼氏宅へ泊まり、朝起きたら、彼のお父さんが私の分まで朝ごはんを作ってくれていた」(34歳女性・団体職員)、愛情のこもった胃袋攻撃の報告もありました。

「彼が東京へ転勤になったとき、家族の食事会に招待され“一緒に行ったら?”と優しい言葉をかけてくれた」(31歳女性・医療関連)、「“とりあえず、もらってくれ”と言われ」(35歳男性・医療関連)と結婚を促してくれる家族もありがたいものです。

ステキな家族のことはいつまでも忘れない

ステキな家族のことはいつまでも忘れない